宅配水・ウォーターサーバーを選ぶ
Q:おいしい水で作ると料理もおいしい?
A:水によって料理の味は変わります
水と料理の関係
水道水でお米をとぎ水道水で炊いたご飯、一度沸かした水でお米をとぎその水で炊いたご飯を食べ比べると甘みが全く違います。
これは水道水に含まれる塩素がビタミンB1を破壊してしまうためです。
水道水にお米を浸しておくとビタミンB1が減るのですが、これは塩素が多いほど減るスピードが速くなります。
一度沸かしたものは沸かすことで塩素が蒸発し、この水でご飯を炊くとビタミンB1が破壊されにくくなり炊いたご飯に甘みがでてくるのです。
また水には硬水と軟水があるが、調理によって硬水が向く場合と軟水が向く場合があります。
肉を柔らかく煮たり、濁りのないスープを作る場合には硬水が適していることが多いようです。
硬水に多く含まれるカルシウムなどのミネラル分が肉を硬くするたんぱく質と結びついてアクとなって出るため、肉は柔らかくなりアクを丹念にとると濁りのないスープをとることができます。
反対に昆布や鰹節などの和風のだしをとる場合は軟水が適しています。
これは軟水の方がうまみ成分を抽出する力が高いためです。
さらに紅茶の場合では、ダージリンやセイロンは軟水、アッサムは中程度の硬水が適しているとされています。