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ミネラルウォーターは体に悪い？
ミネラルウォーターよりも水道水や水道水を浄水器に通した方がいいと言われる方がいます。
中には「ミネラルウォーターは開封すると数日で悪くなるから、ミネラルウォーターは汚い」という人もいます。
これは本当なのでしょうか。
ヨーロッパではミネラルウォーターには細かな規定があり、殺菌してはいけないことも規定されています。
これを勘違いして、殺菌されていないから品質がよくないと思う方がいますがそれは間違いです。
殺菌されていないミネラルウォーターは未開封なら2年から3年も品質が保たれます。
これは殺菌していない「生きている水」だからできるのです。
殺菌した「死んだ水」では菌の死骸が品質を悪くする原因になります。
ミネラルウォーターが体に悪いという説に根拠はありません。
しかし日本で売られているミネラルウォーターに全く問題がないかというと、そんなことはありません。
一部には問題もあるミネラルウォーターはあるかもしれません。
この原因の一つは日本ではミネラルウォーターについて法律で明確に決められていないことです。
EUでは食品全般に品質規定が厳しく定められていますが、ナチュラルミネラルウォーターも同じように厳しい規定があります。
殺菌などの処理や添加物を加えることは禁止されています。
また水源保護の法整備も行われています。
ミネラルウォーターには防腐剤や添加物が使われていると言う方がいますが、ヨーロッパのミネラルウォーターには一切使われていませんので誤りです。
防腐剤などは表示義務があるので、それぞれのミネラルウォーターのラベルを確認するとわかります。
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