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2007年11月 アーカイブ

2007年11月25日

手ブレと被写体ブレ、2つのブレを知る

夜や室内など暗い場所で写真を撮るとシャッタースピードが遅くなるのでぶれやすくなります。
このブレには2種類あります。
1つは手振れ、もうひとつは被写体振れです。
2つのブレの前にぶれた写真と間違いやすいのがピントがあっていない写真。
ブレた写真はどこにもピントがあっていません。
ぶれたと思う写真の中にどこかシャープに写っている部分があれば、それはブレではなくピントがあっていない可能性が高いと思ってください。
ブレなのかピントが悪いのか、きちんと知ることも上達には必ず必要です。
では2つのブレについて。
手振れとは、カメラをもつ手が動いてしまうことが原因で起きます。
ですから手振れを防ぐには三脚にカメラを据えて撮影すれば、手振れを防ぐことができます。
また手振れ補正カメラ、レンズを使うことで手振れしにくくなります。
被写体ブレとは撮影の対象が動くことでブレて写ることをさします。
夜景を撮るためにカメラを三脚に据えて撮影しても、動く車や人はブレて写ります。
被写体ブレは手振れ補正機能では防ぐことができません。
なので、部屋の中でペットを撮ったら手振れ補正機能があるカメラなのにブレていたという場合もでてきます。
2つのブレを根本的に防ぐ方法はシャッタースピードを早くすることしかありません。

初心者にお勧めのデジタル一眼レフは

はじめてデジタル一番レフを買うという人にお勧めするのはニコンのD40です。
お勧めの理由は
・小さい
・軽い
・安い
まずこの3点。
一眼レフはどうしても大きくなるのですが、D40は小さくて軽い。
小さくて軽くないと荷物になって持ち出すのが億劫になり、結局使わないということになりやすいので小さい軽いことは非常に大切です。
いくらいいデジカメでも使わなければどれも一緒です。
使ってこそのデジカメです。
安い方が気楽に使えるのではないかと思うので、安いことも大切な要因です。
そして、D40はカメラ任せでも綺麗に撮れる。
初心者の人には、まず持ち歩いて色々撮ってみることでカメラの使い方、楽しさを知ってもらいたいと考えているのですが、撮った写真が綺麗じゃなきゃ楽しくならないかもしれません。
ということで綺麗に撮れること、しかもカメラ任せで綺麗に撮れることは大切な要素になります。
このD40の欠点を挙げるなら対応しているレンズが少ないことです。
正確に言うとちょうどいいレンズが少ない。
D40を使ってみて、写真撮影が楽しくなってじゃあ違うレンズを使ってみようかと思ったときにちょうどいいレンズが少ないのです。
これから順次発売されていく予定はあるようなので、それほど心配はしなくてもよいとは思います。

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