夜や室内など暗い場所で写真を撮るとシャッタースピードが遅くなるのでぶれやすくなります。
このブレには2種類あります。
1つは手振れ、もうひとつは被写体振れです。
2つのブレの前にぶれた写真と間違いやすいのがピントがあっていない写真。
ブレた写真はどこにもピントがあっていません。
ぶれたと思う写真の中にどこかシャープに写っている部分があれば、それはブレではなくピントがあっていない可能性が高いと思ってください。
ブレなのかピントが悪いのか、きちんと知ることも上達には必ず必要です。
では2つのブレについて。
手振れとは、カメラをもつ手が動いてしまうことが原因で起きます。
ですから手振れを防ぐには三脚にカメラを据えて撮影すれば、手振れを防ぐことができます。
また手振れ補正カメラ、レンズを使うことで手振れしにくくなります。
被写体ブレとは撮影の対象が動くことでブレて写ることをさします。
夜景を撮るためにカメラを三脚に据えて撮影しても、動く車や人はブレて写ります。
被写体ブレは手振れ補正機能では防ぐことができません。
なので、部屋の中でペットを撮ったら手振れ補正機能があるカメラなのにブレていたという場合もでてきます。
2つのブレを根本的に防ぐ方法はシャッタースピードを早くすることしかありません。