単玉とは
本来、単玉とは1群2枚もしくは1群1枚で構成されるレンズを指しました。
単玉で特に有名なものはベストポケットコダックのレンズで、ベス単と呼ばれます。
ベストポケットコダックは1912年から15年にわたり製造され、180万台も製造されたといわれます。
ベス単は数も多いことから一眼レフ用に改造する例も少なくありません。
また、最近ではレンズの構成枚数によらず単焦点レンズを単玉と呼ぶ人も掲示板やブログを見ると増えているようです。
1群2枚の単玉は普通は使わないし、一眼レフ用交換レンズとして市販されていないので、掲示板やブログで「単玉」という言葉を見たときは、単焦点レンズを指していると理解して問題ないでしょう。