メイン

デジカメ一眼レフ用レンズについて アーカイブ

2007年10月31日

明るいレンズって?

明るいレンズという言葉を時々見かけますが、どんなレンズのことでしょうか?
写真が明るくなるレンズ?
違います!
写真が明るく写ったり暗く写ったりするのは、露出がオーバー(露出過多)か露出がアンダー(露出不足)ですがこれはレンズが原因ではありません。
確かに明るいレンズは明るい写真を撮りやすいのですが、勘違いしないでください。
明るいレンズは開放F値が小さいレンズのことをいいます。
開放F値が小さいレンズは沢山の光が入ってくるレンズです。
明るいレンズの事を英語ではハイスピードレンズって表現します。
明るいレンズは高い
F値が小さい分、沢山の光が入ってくるのでシャッタースピードが速くなるからハイスピード。
どちらも同じニコンの50mmのレンズですが、上はF1.4で下はF1.8です。
F値はわずかな違いですが値段は1万円以上違います。
キヤノンでは2万円以上の差があります。

値段の他にも明るいレンズの方が重くなります。
重くて高い明るいレンズですが、それだけの価値はあります。
明るいレンズでなければ撮れないものがあります。
反対に言えば、明るいレンズでなくても撮れるものは安いレンズでも構わないということでもあります。

スペックの意味・どこを見ればいいのか ニコン編

ニコンのレンズを読み取ります。
AF-S DX18-55mmF3.5-5.6GII
このレンズはD40、D40xのキットレンズです。
・AF-S
AF-Sはレンズに超音波モーターが使われていることを示しています。
・DX
ニコンにはDXフォーマットとFXフォーマットという2つのフォーマットがあります。
07年11月現在ではFXフォーマットのデジカメは1種類しかありません。
DXでもFXでも、どちらでも使えます。
・Zoom
ズームレンズであることを示しています。
・Nikkor
ニコンのレンズにはニッコールという名前が使われています。
オリンパスならズイコーといったようにレンズのブランドだと考えてください。
・18-55mm
焦点距離を示しています。
この数字が小さい方を広角端、大きい方を望遠端と呼んだりします。
デジカメ一眼レフようの標準ズームはだいたい18-55mm、18-70mmくらいです。
・F3.5-5.6
開放F値を示しています。
3.5から5.6まで変わるので真ん中に「-」が入っています。
広角端では開放3.5、望遠端で開放5.6であることを示しています。
絞りを3.5にして広角側から望遠側に動かすとF値が変わり5.6になります。
・GとII
Gはニコンでは絞り環の無いものを示しています。
IIはモデルチェンジをしたのでついているのですが、他ではあまり使われません。

2007年12月08日

2本目のレンズ選び

デジタル一眼レフはレンズ交換ができます。
同じカメラでもレンズを交換することでまるで違う写真を撮ることができるので、デジカメの操作になれり写真撮影に興味がわいてきたら、2本目のレンズを購入して楽しんでみてはと思います。
では2本目に追加するレンズはどういったものが良いのでしょうか。
多くの場合、単焦点レンズか望遠ズーム、マクロレンズから選ぶといいでしょう。
それぞれのレンズの特徴は、
単焦点はズームできない不便はありますが、その他の性能で優れています。
単焦点レンズの方が明るいので大きく背景をぼかしたり、室内の撮影でもぶれにくくなります。
(レンズの明るさについては明るいレンズって?を参照ください)
オススメの単焦点レンズはシグマの30mm F1.4 EX DC HSMです。
単焦点レンズは古いものが多いのですが、このレンズは新しくデジタル用に作られています。
F1.4と非常に明るいので背景もボケやすく、味のある写真が撮れます。
一方、2本目のレンズに向いた望遠ズームには70mm-300mmというものが各社から発売されています。
望遠レンズは遠くのものが大きく写すことができるので、動物園や簡単なスポーツ撮影などに使いやすいレンズです。
また圧縮効果というものを活かすことができれば、これまでと違う面白い写真が撮れます。
しかしレンズは大きく重いので、何を撮りたいのか目的がはっきりとしていないと使う機会は少ないかもしれません。
マクロレンズについては次のエントリー

2本目のレンズ選び マクロレンズについて

デジカメ一眼レフ初心者の2本目のレンズにおすすめしたいものの一つはマクロレンズです。
マクロレンズは普通のレンズよりも被写体に近づいて撮ることができます。
近づいて撮ることができるので、被写体を大きく写すことができます。
花などの植物や昆虫、宝石や時計などの小物などを撮るときに重宝します。
マクロレンズで特に人気があるのはタムロンのSP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1です。
このレンズは比較的安く、それでいて高性能なためプロのフォトグラファーも使うほどです。
このレンズは色が濃く、綺麗なので、特に花などを撮影する時に使われます。
小さなものを近づいて撮ると、これまでとは違う視点が得られるようで面白いですよ。

2007年12月20日

ズーム倍率とは 何倍?

デジタルカメラの広告や宣伝をみていると5倍ズームとか10倍ズームという言葉が使われています。
なんとなく5倍よりも10倍の方がよさそうな事はわかります。
カメラを普段使われない方から、レンズは5倍ズームがあれば十分かどうか聞かれることがあります。
実は何倍か、というだけではよくわからないのです。
レンズに関して5倍、10倍と言うと、それはズーム倍率のことをさします。
ズームレンズの広角側から考えて望遠側は何倍か、その数字をあらわしたものです。
つまり広角側が18mmのレンズで望遠側が55mmなら3倍のズームレンズ。
広角側が同じ18mmでも望遠側が200mmなら11倍のズームレンズになります。
一般的には倍率が高いものほど1つで済むので使いやすく、一方倍率が低いほうが画質はよくなります。
18-55のレンズは3倍ズームでしたが、50-150mmのレンズも3倍ズームです。
すなわちズーム倍率だけでは、どんなレンズかわからないのです。
テレビの通販などでは28-200mmなどの古いレンズをセットにして安く売られていますが、ズーム倍率は7倍でなんとなく良さそうですが、広角側が28mmでは使いにくいと思いますので注意してください。
ズーム倍率だけがわかっても意味がありません。

2008年06月13日

外での撮影にオススメAF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical

春から夏にかけて、外でのレジャーや運動会などがあると思いますが、そんなときに便利なのが高倍率ズームレンズ。
例えばタムロン AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO (Model A20)は28-300mmです。
望遠側が300mmあると遠くのものが大きく写すことができます。
例えば運動会でのお子さんや、鳥や花など近づけない状況でも大きく写すことができます。
このレンズは手振れ補正付きなので発売されたばかりですが、非常に人気が高いレンズです。
他にも中々近づけない野良猫や動物園などでも活躍します。
アップで撮るだけでなく、圧縮効果を活かした花の撮影など作画意図を持った撮影にも使えるので、初心者だけでなく、写真歴が長い方もこういったレンズを好んで使います。
これ1本と標準ズーム(キットレンズ)があれば、ほとんどなんでも対応できる応用範囲の広いレンズです。

2008年07月04日

初めてのおすすめ単焦点レンズ

はじめてデジカメ一眼レフを使った、という方の多くはズームレンズを1本または2本で使っていると思います。
一眼レフでの撮影に馴れてきたらぜひ単焦点レンズを使ってみてほ欲しいと思います。
単焦点レンズはズームレンズとは違いズームという機能はないぶん、レンズの基本的な性能が高いので、ズームレンズでは撮れなかった、表現できないようなこともできます。
具体的に言えばズームレンズよりもシャープに撮れ、絞りを開けると背景を大きくぼかすことができます。
ぼかしたり、シャープに撮ったりという幅の広さが単焦点レンズの魅力ですが、他にも明るいレンズが多いので室内でもフラッシュを使わなくても撮りやすくなります。

おすすめレンズ
sigma 50mm F1.4 EX DG HSM
50mmというレンズは昔から標準レンズといわれ、古くから使われてきました。
そのため現在売られているものは昔からあるものを手直しをしたものです。
そこでシグマは新しく設計をを行うことで最も新しい、最も性能が高い標準レンズを作りました。。
このレンズの特徴は開放からピントがあった部分はシャープに写り、ピントが外れた部分はきれいにボケます。
絞れば全体がシャープになり四隅まできっちりと写ります。
これは当たり前のように思われるかもしれませんが、これまでの標準レンズと比べると全体にレベルが高く仕上がっています。
単焦点レンズの楽しさを知るにはいいレンズです。

シグマ 50mm F1.4 EX DG HSM キヤノン用 50mm F1.4 EX DG HSM EO
シグマ (2008-06-14)
売り上げランキング: 1752

デジカメ一眼レフ用レンズについてについて

ブログ「デジカメ一眼レフ 選び方と使い方」のカテゴリ「デジカメ一眼レフ用レンズについて」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリはデジカメ一番レフ使い方です。

次のカテゴリはデジカメ一眼レフ選び方です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34