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2007年09月 アーカイブ

2007年09月19日

デジカメ一眼レフのオススメ本

デジタル一眼レフ初心者にオススメ本を紹介します。

・一番参考になった本が新しくなりました
阿部秀之のそうだったのか!ニコンD40・D40X・D80

私が一眼レフを始めた時、阿部秀之さんのそうだったのか一眼レフという本がわかりやすく参考になりました。
これはその本をニコンのデジカメ一眼レフ用に作り直したもので、初心者には特にオススメです!

・おしゃれな写真が撮れます!
カメラレシピ

撮ることになれてきたら、自分がイメージする写真を撮れるようになりたいって思いませんか?
そんな時はこれが参考になります。

デジカメ一眼レフの選び方 画素数について

量販店やカメラ店には沢山のデジカメ一眼レフが展示されていますが、どこが違うのか全然わからないですよね。
メーカーの違いや値段の違いはわかるのだけど、デジカメ一眼レフが初めての人にはどうして値段が違うのかわからないと思います。
値段により性能が違うってことは想像つくのだけど、肝心のその性能って何でしょう?
わかりやすいのは画素数です。
画素数ってよくテレビCMでもアピールしていますよね。
そこで、画素数について解説します。

画素数とは
画素数とは撮像素子(さつぞうそし、CCDとかCMOSなど)上の点の数です。
デジカメは沢山の点を集めて1つの写真にします。
なので画素数が多くなればなるほど綺麗な写真が撮れるということになります。

どのくらいの画素数があればいいの?
では、どのくらいの画素数があればいいのか、どのくらいの画素数を目安にすればいいのでしょうか。
結論は「画素数は気にしなくても良い」です。
画素数が多ければ綺麗になるのに、画素数は気にしなくてもいいっておかしな話に聞こえますが、今売られているデジカメ一眼レフは全部十分な画素数を持っています。
なので、画素数のことは気にしなくても綺麗な写真が撮れます!

デジカメ一眼レフの選び方 手振れ補正

最近のデジカメ一眼レフで人気の機能の1つは手振れ補正です。
手振れ補正にはボディ内蔵型とレンズ型の2種類があります。
この2種類の違いわかりますか?

ボディ内蔵型手振れ補正の特徴
ニコン・キヤノン以外のメーカーはこのボディ内蔵型手振れ補正を採用しています。
ボディ内蔵型のメリットは基本的にどのレンズをつけても手振れ補正機能が働くことにあります。
(ただし旧型のレンズなどアダプターを使った場合に対応しない場合があります)
デジカメ一眼レフはレンズ交換ができますが、レンズを換えても手振れ補正が働くことが最大のメリットです。
どのレンズでも手振れ補正が働く反面、その効果はレンズ型手振れ補正と比べると弱いことが短所。

レンズ型手振れ補正の特徴
ボディ内蔵型と比べ、手振れ補正の効果が高いことがメリットです。
これはレンズの特徴に合わせて手ブレ補正の機械を動かすことができるから。
またファインダーを覗いた時も手振れ補正が効いているので、特に望遠レンズでは、狙いをつけやすいことも大きなメリット(ボディ内蔵型はファインダー像がブレてゆらゆらゆれる)。

どっちの手振れ補正が良いの?
手振れ補正には2種類あるということですが、じゃあどっちがいいのでしょう?
私のお勧めはありません。
実は手振れ補正がなくてもぶれた写真ばっかりということはありません。
あった方がいいことは確かですが、手振れ補正でカメラを選ばなくてもいいと思います。

デジカメ一眼レフの選び方 基本編1

デジカメ一眼レフは何を基準にして選べばいいのでしょうか?
画素数?
手振れ補正?
連射?
メーカー?
値段?
一番大切なことは印象だと思います。

デジカメ一眼レフは綺麗な写真が撮れますが、大きくて重い。
大きくて重いカメラを持って歩いたり、かばんに入れておくっていうのは案外大変なもんです。
ちょっと持ちにくいけど勧められたからといって買ってみたもの、後になってそれが気になり使わなくなった、なんてこともあります。
買ったけどそんなに使わないなんてことが無いように、人に勧められたからではなく自分の印象で決めた方が良いと思います。
なのでお店で触ってみて、ファインダーを覗いてシャッターを切った時の感触などを確かめて決めるべきです。
同じように見えるカメラも色々と触ってみると持ちやすいものやファインダーが見やすいもの、シャッターの音も違うことがわかります。

キヤノンのkiss digitalは売れていますが、私には持ちにくくファインダーの見え方も良くありません。
持ちやすさではペンタックスが一番だと思います。
ファインダーの見え方はニコンとペンタックス。
シャッターの音はニコンが好きです。
これは私の感じ方なので、持ちやすさなどは手の大きさによってだいぶ違うと思うのでkiss digitalが持ちやすいという人もいると思います。
あくまでお店で触って、自分で確かめてみることが大切です。

デジカメ一眼レフの選び方 基本編2

デジカメ一眼レフを買ってもほとんど使っていないという人は案外沢山いると思います。
旅行用に買ったけど、重いしかさばって荷物になるから結局コンパクトデジカメを使っているとか。
かばんに入らないから持ち歩かないとか。
こういったケースが多い気がします。
なので、デジカメ一眼レフは初めてなら小さくて軽いものを選んだ方がいいと思います。

まずは綺麗な写真を撮るよりも、持ち歩いて沢山の写真を撮ることが大切です。
せっかく買ったのにまるで使わないということがならないように、小さくて軽いデジカメ一眼レフを選びましょう。

小さくて軽いデジカメ一眼レフは
ニコンのD40、オリンパスのE-410、E-510などがあります。
楽天でD40の値段を調べる
楽天でE-410の値段を調べる

デジカメ一眼レフの選び方 基本編3

デジカメ一眼レフを買ったけど使わないという人に多いような気がするのは、何を撮ればいいのかわからないというもの。
写真を趣味として始めたいと思う人は多いのですが、実際にカメラを持ってみたら何を撮ったらいいのかわからないなんてことも良く聞きます。
なので、デジカメ一眼レフを買う前に何を撮りたいのか、どういう風に撮りたいのかが頭にイメージできる方がいいでしょう。

何を撮る?
基本的にデジカメはお店に出さなくても撮った写真を見ることができるので、下手でも変な写真を撮っても恥ずかしいめにあうことはありません。
ですから、とにかく興味を持ったものにカメラを向けてみる、なんてことも良いと思います。
昔から写真を撮っている方などに習うと、構図や露出がああだこうだとうるさく言う方もいますが、そんなことは考えずに気ままに写真を撮ってみることが大切じゃないかと思います。
そうやっているうちに、自分が何を撮りたいのかがわかってきます。

どういう風に撮る?
どういう風に撮るのかイメージすることは大変難しいことです。
子どもを可愛く撮りたいと思っても、どうやったら可愛く撮れるのかわからないものです。
そこで、写真を沢山見ることをお勧めします。
写真集じゃなくても、好きな雑誌に使われている写真や広告の写真など。
なんでもいいから沢山みて、好きな写真を探します。
その写真のどこが好きなのか、他の写真とどう違うのか、その写真をまねて撮ってみたりするうちに撮りたいイメージが頭にうかんでくるようになります。
子どもの写真を沢山見て、可愛いと思う写真をまねしてみればいいのです。

何も人とは違う、自分だけの個性的な写真を目指す必要はありません。
自分だけが気に入れば、それがイイ写真です。

デジカメ一眼レフの選び方 基本編4

そもそも、デジカメ一眼レフとコンパクトデジカメの違いってわかりますか?
違いがなければ小さいデジカメの方が楽チンでいいじゃないですか。
それなのにデジカメ一眼レフを選ぶのは、優れた面があるからですよね。
なんとなく綺麗に撮れそうだから?
デジカメ一眼レフの優れた面をしっかりと確認しましょう。

高感度に強い
デジカメ一眼レフはコンパクトデジカメと比べると、高感度撮影したときのノイズが目立ちません。
高感度で撮影するのは、夜や屋内、スポーツ撮影などです。

背景をぼかすことができる
コンパクトデジカメは背景までぼけることがありませんが、デジカメ一眼レフでは背景を綺麗にぼかすことができます。
背景をぼかすことで、ポートレイトや花を大きく撮ったりすると綺麗に見えます。

レンズを交換できる
デジカメ一眼レフは用途に合わせてレンズを交換することができます。
超広角から超望遠まで好きなレンズをつけて遊べます。

ラチチュードが広い
コンパクトデジカメと比べると暗いとこから明るいところまでの階調が綺麗にでます。
階調があるのでコンパクトデジカメのようなノッペリとした写真でなくなります。

これらの点で優れていますが、もしこの辺にぴんと来なければコンパクトデジカメでも問題ないと思うので、わざわざデジカメ一眼レフを選ばなくてもよいのかもしれません。

デジカメ一眼レフの使い方 絞りと写り方

デジカメ一眼レフにはどれもシャッタースピード優先、絞り優先という撮り方があります。
これって何が違うかわかりますか?

絞り優先・シャッタースピード優先とは
絞り優先とは絞り値を撮る人が決めて、シャッタースピードは露出が合うようにカメラが決めてくれる撮り方です。
絞り値を決めて撮るので絞り優先です。
シャッタースピード優先とはシャッタースピードの方を撮る人が決めて、絞りはカメラが決める撮り方です。
絞りやシャッタースピードを変えると同じ被写体でも違って写るので、そういうことを頭に入れて使う撮り方です。

絞りを変えると写りはどう違う?
絞り値を変えると被写界深度が変わります。
被写界深度とはピントが合って、はっきりと写っている範囲のことをいいます。
被写界深度が浅いとピントがあってはっきりと写っている範囲は狭く、背景はぼけます。
逆に被写界深度が深いとピントは背景まではっきりと写ります。
f2

f11
上の2つの写真は同じカメラと同じレンズで撮りました。
上は絞りをf2で、下はf11で撮っています。
上の写真はバラの後ろがぼけていていますが、下の写真ではバラの後ろがかなりはっきりと写っていることがわかります。
このように、絞り値を小さくするとピントがあっていなところは大きくボケますが、絞り値を大きくすることでボケ方は小さくなります。
同じカメラとレンズなら絞り値を小さくすると被写界深度は浅く、絞り値を大きくすると被写界深度は深くなります。

絞り優先を使うのはどんなとき?
絞り優先で使う時はピントがあっていないところをぼかして撮りたい、ぼかさずにはっきりと後ろまで撮りたい、とはっきりと決めているときに使います。
ぼかすことで被写体のバックを隠したい、ぼかすことで被写体を強調したい時は絞り値を小さくします。
旅行先や記念写真ではどこで撮ったのかわかるように背景まではっきりと撮りたいので絞り値は大きくします。

2007年09月20日

デジカメ一眼レフの使い方 シャッタースピード

写真を撮る時は絞りとシャッタースピードを変えて撮りますが、2つのうちシャッタースピードを撮る人が決めて絞りをカメラに任せる撮り方がシャッタースピード優先です。

シャッタースピードと写り方の違い
シャッタースピードを変えると写り方はどのように変わるのでしょうか。
噴水をシャッタースピードを変えて撮影しました。
1/4000c

1/100c
上の写真は1/4000秒、下は1/100秒で撮りました。
さらに拡大してみます。
1/4000

1/100
上の写真が1/4000秒、下は1/100秒です。
シャッタースピードの速い1/4000秒では水滴が一つ一つわかれていますが、1/100秒では水滴が撮影中に動いている(被写体ぶれ)のでまとまって写っています。

このようにシャッタースピードを早くすることで動きを止めて写すことができます。
スポーツ写真など瞬間を撮る時にはシャッタースピードを早くします。
逆にシャッタースピードを遅くすることで被写体ブレにより動きを強調することができます。
人の流れや水の流れなどを強調する時や花火などはシャッタースピードを遅くして撮ります。

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